選ばれる理由
1.多くの高齢ドライバーと家族が関心を持っている内容
高齢ドライバーによる事故は、免許保有者やそのご家族にとって大きな関心事であり、ニュースで報じられるたびに免許返納の議論がされると思います。
しかし、免許返納を望まない方も多く、認知症予防などの観点から様々な教室が開催され、多くの意識の高い方々が参加しています。
一方で、最も心配なのは運転を続けながら何の対策も取らない無関心層です。
高齢ドライバーによる事故を減らすためには、一種の運動論を巻き起こし、広く気付きを促すことが重要です。
そのために私たちは、多くの高齢ドライバーと家族に接触し、交通事故の減少に向けて尽力していきます。
2.「自分のことは自分で決める」スタイルが前提
現在も運転を続ける高齢ドライバーの中には、50年以上の経験を持つ大ベテランの方も多くいます。
こうした方々にいくら社会的に権威のある人が運転に関する指示やルールを押し付けても、説得力が弱いと考えています。
それは高齢ドライバーの多くの方に大きな事故をこれまでも起こしていないという自負があるためです。
そんなときは、高齢ドライバーのみなさんが理想とする姿と現実のギャップに気付いてもらい、その埋め方を考えてもらうことが最も効果的です。
このアプローチなら、高齢ドライバーのプライドを保ちながら、家族の理解や納得感も得られると考えています。
3.計画の着実な実施までを継続的に支援
多くの事業者が自動車関連の講習会等を実施していますが、講習会が終われば「はい、さよなら」という場合がほとんどです。
しかし、安全な運転には継続的な取り組みが必要です。
私たちは、免許を返納せず、引き続き運転を継続する計画(DCP)を作成するだけでなく、その後の進捗状況も定期的に確認・支援します。
この行為こそが、高齢ドライバーの皆さんやご家族、ご友人の「笑顔」につながると考えているためです。
事故の完全撲滅は難しいかもしれませんが、事前に手立てを考えて実行することで、ご家族やご友人との「絆」をより強固にするお手伝いをします。