
私たちが提供する価値
高齢ドライバーによる事故が日本全国で多発しています。この問題を解決するために「免許返納」が進められています。しかし現状は免許返納の基準があいまいで、高齢ドライバー本人を納得させるだけの説得材料に乏しいために最近は事態がやや硬直化していると考えています。また免許返納を促進することは、新たな社会問題を引き起こす可能性があり、この問題の解決はそれほど単純ではなさそうです。
そこで、私たちは世間で主流となっている方法とは真逆で反主流のアプローチにより、この問題を解決しようと考えています。それは「高齢ドライバーが安全な運転をする」そのためにどうしたらいいか、と言う発想で考えることです。高齢ドライバーが安全に運転できる状態を維持できていればいい。この発想は決して目新しいものではありませんが、これまであまり考慮されてこなかったと思います。これならばあまり費用をかけず、比較的簡単な方法で安全運転を実現することができるのではないか。そんな発想が私たちの事業の源泉になっています。
その結果、私たちは運転継続計画(DCP)を考案し、その作成と実施を提唱しています。DCPは、高齢ドライバーが主体的に運転を続けるための計画です。高齢ドライバーが「安全に運転を続けたい」というマインドを持ち、主体的に運転範囲や時間帯、頻度等を見直し、体調の維持方法を考え、それらを実行します。しかし、計画が作成できない、または作成しても実行が難しい場合には、より安全な選択を取るべき明確な判断基準になります。
私たちの使命は「世の中から不幸な事故をなくし、社会の発展に貢献する」ことです。高齢ドライバーの特徴や価値観を尊重し、高齢者が活躍する社会を同時に目指すことで、日本に元気をもたらし、安心・安全に暮らせる未来と社会を実現します。そのために従来の取り組みに新しい選択肢を加えることこそが我々の使命と考えています。
現在、東京都板橋区を中心に活動していますが、徐々に業務範囲を拡大する予定です。それにより、多くの企業や家庭の問題解決に貢献していきたいと考えています。「微力だが無力ではない」という信念を胸に、「転んでもタダでは起きない」という精神で学び続けます。今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。