母の免許返納

以前、久しぶりに実家に帰った際、母がペンの本体にキャップを挿そうとしているシーンに遭遇。
しかし、なかなかキャップをはめることができませんでした。
遠近感がわからない状態になっている、とのことでしたが、そのシーンを見て、すかさず、母の自動車運転の即時禁止と運転免許を返納するように説得を開始しました。
最初は、それでは生活ができず困る、との反応があり、強く固辞されましたが、池袋の不幸な事故、等の事例を繰り返し説明し、何とか了解を得ることができました。
そして、先日、母を連れて、地元の警察署へ行き、免許返納の手続きをしました。
手続きはそれほど難しくはなく、簡単な書類を書いて提出する程度でしたが、その場で運転経歴証明書が発行されるわけではないことを知り、受け取りに行くことが難しかったので、郵送をお願いすることにしました(ちなみに郵送代だけで1000円かかりました)。
私が子どもの頃に、よく外食等で車に乗せて連れて行ってくれた母が免許返納か、という感慨深さもありましたが、第三者に迷惑をかけて、家族が不幸になる事態は避けなければならない、と判断し、心を鬼にして何とか無事に役割を終えることができました。


高齢ドライバーが事故を起こしているイメージ図

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